創業以来、四国(香川・愛媛)の地で着実に歩みを進めてきた「株式会社味のちぬや(本社:香川県三豊市)」。
歴史に裏打ちされた信頼を守りつつ、過去の転機を糧にして「自らの足で立つ」強さを磨き続けるその姿は、まさに「半世紀の歴史を誇りに、次代を切り拓く『進化する老舗』」。
今回は、弊社の税務顧問サービスをご活用いただいている今津 秀会長に、同社の歩みとこれからの挑戦についてお話を伺いました。
四国から「日本の企業」へ。
北海道を舞台に描く、垂直統合型の成長戦略
―― まずは、御社の歩みと強みについて教えてください。
私たちは香川、愛媛と拠点を広げ、現在は北海道を「第3の創業地」と位置づけて挑戦を続けています。原料生産から製造・出荷までを自社で一貫して行うビジネスモデルへとさらなる飛躍を目指しています。
かつては大手の孫請けとして堅実に事業を営んでいましたが、主取引先の倒産という予期せぬ転機をきっかけに、自社独自の道を切り拓く決断をしました。
「人のまねをしない」「独自の発想」を貫く、今のスタイルを築きました。
―― なぜ、あえてライバルの多い「コロッケ」を主戦場に選んだのでしょうか?
「なぜ四国でコロッケ?」とよく聞かれます。
冷凍食品の中で最も市場が大きかったこと、そして他社との差別化のためです。
当時は北海道から原料を運ぶだけでも大変なハンデでしたが、トライアンドエラーを繰り返し、一つずつ課題を解決してきた自負があります。その粘り強さこそが、私たちの原動力です。
「守り」から「攻めの財務」へ。北海道進出を機に決意したパートナー交代
―― 今回、We willへ顧問を切り替えられた経緯を教えてください。
義理の息子からの紹介がきっかけでした。
四国で長年お世話になっていた税理士さんには、弊社の歩みを支えていただき、多大なるご支援をいただいたことに深く感謝しています。
ただ、会社が拡大し、特に今回の北海道進出という大きな転換点を迎えるにあたって、経営体制も次のステージへ進める必要がありました。グループ全体のガバナンス強化や、より高度な経営判断を迅速に行うための体制づくりなど、今後のさらなる成長を見据えた結果、新たなパートナーとしてWe willさんにお願いすることに決めました。
「一気通貫」の管理体制と、専門家による「学び」の提供
―― 実際に顧問が変わってから、どのような変化がありましたか?
これまではグループ内で会計事務所が分かれている部分もありましたが、現在はグループ全体を俯瞰して一括で見守っていただいています。全体像が見えるようになったのは大きいですね。
また、単なる事務処理ではなく、節税対策や補助金の活用提案など、こちらが驚くほど勉強して提案してくれます。
担当の方は若くて非常に勉強家。私たちの疑問に常に寄り添い、共に歩んでくれる「一部署のような感覚」で、全幅の信頼を置いています。
北海道を舞台に、原料生産から製造・出荷までを一体化する
―― 今後の展望と、We willに期待することをお聞かせください。
北海道を舞台に、原料となるじゃがいもの作付けから製造、出荷までを一体化させる仕組みを作っています。令和9年2月には2棟目の貯蔵施設も完成予定です。物流を改善し、北海道のブランド力を生かした「高品質で安全安心な商品」を全国へ届けたいと考えています。
私たちが「日本の企業」としてさらなる成長を目指すとき、そのスピード感に対応できるのはWe willさんしかいないと思っています。
これからも最新の知識を私たちに共有し、共に「将来の形」を描き続けてほしいですね。
―― 最後に、会社の100年永続繁栄に取り組み、日々邁進を続けていらっしゃる今津会長、本日はお時間をいただき、誠にありがとうございました!