税理士法人 We willロゴ 税理士法人 We will

Reviews
お客様の声

07

三輪電設株式会社

5期連続赤字からの再建
人を育て、未来を創る。三輪電設株式会社の挑戦
私たちの暮らしや企業活動に欠かせない電気。
工場、病院、学校、商業施設、公共施設など、あらゆる場所で安全に電気を使えるのは、見えないところで高品質な電気設備工事が行われているからです。
創業以来60年以上にわたりその電気設備工事で地域の電気インフラを支えてきた三輪電設株式会社(本社:愛知県あま市)。
現在では民間工事だけでなく公共工事も数多く手掛ける優良企業として成長を続けていますが、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。

今回は、三輪電設株式会社宮永雅人社長に、会社再建の歩みや今後の展望についてお話を伺いました。
地域社会を支える電気設備のプロフェッショナル
―― まずは御社の事業内容について教えてください。
当社は電気設備工事を専門とする会社です。
工場や病院、学校、商業施設、オフィスビル、公共施設など、幅広い建物の電気設備工事を手掛けています。電気設備は完成後には目立たない仕事ですが、人々の生活や企業活動を支える重要な社会インフラです。そのため、安全と品質を最優先に考えながら事業を展開しています。
社長就任時に直面した厳しい現実
―― 宮永社長が代表に就任された当時の状況を教えてください。
正直に言うと非常に厳しい状況でした。
会社は5期連続赤字で、利益も出ておらず、資金繰りにも常に気を配らなければならない状態でした。また、当時は経験豊富なベテラン社員が会社を支えてくれていましたが、一方で社員の高齢化が進み、社員数も少なく、若手社員も少ない状況でした。また、高い技術力を持つ職人はいるものの、このままでは将来的な技術継承や組織の維持が難しくなるという危機感がありました。
そこで私は、経営改善と並行して若手採用の強化に取り組みました。
採用活動や教育体制の整備に力を入れ、若手社員が安心して成長できる環境づくりを進めてきました。人材育成はすぐに成果が出るものではありませんが、会社の未来を考えれば避けて通れない投資です。現在では若手社員も増え、会社全体の活気が生まれています。次世代を担う人材も育ち始めており、技術継承という面でも大きな前進を感じています。
数字に基づく経営への転換
―― We willとの出会いについて教えてください。
会社の経営改善を進める中で、We willさんと出会いました。
税理士というと、税金や申告業務を行う専門家というイメージが強いと思います。しかし、We willさんはそれだけではありませんでした。
特に大きかったのは、工事台帳の整備です。工事ごとの進捗状況や利益が見えるようになり、各現場でどれだけ粗利が出ているのかを正確に把握できるようになりました。
さらに、毎月の数字をもとに利益改善や資金繰り、設備投資、人材採用まで含めて、経営全体について一緒に考えていただきました。月次で業績を確認しながら経営判断を行う仕組みができたことで、会社全体に数字を見ながら経営する文化が根付いたと思います。
経営者として感覚だけで判断するのではなく、数字に基づいて判断できるようになったことは非常に大きかったですね。
金融機関との信頼関係構築
―― 経営改善の過程で印象に残っていることはありますか。
金融機関との関係づくりですね。
会社を成長させるためには設備投資も必要ですし、人材採用や育成にも資金が必要です。
そのためには金融機関との信頼関係が欠かせません。業績をタイムリーに把握し、将来計画を数字で説明できるようになったことで、金融機関との対話も大きく変わりました。
資金繰りに追われる経営から、将来を見据えて計画的に投資できる経営へ変わっていった実感があります。
本社新築・社宅建設・営業所展開への挑戦
―― 現在は積極的な投資も行われています。
会社の財務体質が改善したことで、未来に向けた投資ができるようになりました。本社の整備や社宅建設、名北営業所や一宮営業所の開設もその一つです。
若手社員を採用していくためには、働く環境の整備も重要です。
設備投資や拠点展開は決して小さな決断ではありませんが、将来の成長に必要な投資であると考えています。その際も事前に収支計画や資金計画を立てながら進めています。
―― 今後の目標を教えてください。
会社は設備や売上だけで成長するものではありません。最も大切なのは人材です。そのため安全教育や資格取得支援、若手育成には特に力を入れています。技術力だけでなく、人として成長できる会社を目指しています。
電気設備業界は技術継承が大きな課題ですが、若手が活躍できる環境を整え、次世代へしっかり技術を引き継いでいきたいと思っています。
地域社会から必要とされる企業として、これからも成長を続けていきたいですね。
―― 最後に、We willの印象をひとことでお願いします。
「経営を一緒に考え、悩んでくれるパートナー」です。税務申告だけではなく、利益改善、資金繰り、人材採用、設備投資、事業承継まで相談できる存在です。会社が苦しい時期から現在までを知っているからこそ、安心して相談できます。会社の成長を支えてくれた大切なパートナーですね。
―― 5期連続赤字という厳しい状況からスタートし、人材採用・組織改革・財務改善を進めながら、本社整備、営業所展開へと挑戦を続けてこられた三輪電設株式会社様。
宮永社長の「会社を次世代へ繋ぎたい」という強い想いと、人材育成への投資が現在の成長を支えていることを強く感じました。
税理士法人We willはこれからも、三輪電設様の挑戦を支える経営パートナーとして、事業の発展と次世代への承継を全力でサポートしてまいります。
本日は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。
会社名 三輪電設株式会社
本社所在地 〒490-1112
愛知県あま市上萱津北ノ川89番地1
設立 昭和37年3月1日
代表者 宮永 雅人
従業員数 33名
(令和8年5月1日)
主な事業内容 電気工事業、一般建設業
ホームページ https://miwadensetsu.jp/