電子帳簿保存法 インターネットバンキング等の振込データの保存について
2024年3月03日
税理士法人Wewillの水野です。
国税庁のホームぺージで電子帳簿保存法のよくあるお問い合わせが公表されており、
令和6年2月更新版でインターネットバンキングを利用した振込等に関する電子取引の保存書類について記載されておりました。
前提として、インターネットバンキングを利用した振込等についても電子取引に該当し、
取引年月日・金額・振込先名が記載されたデータや画面のPDFなどを保管することが求められています。
追加された「電取追2-2」にはどのようなデータを保存すればよいか言及されており、
振込実施時の画面や入出金明細だけではなく、記載事項が全てわかるものであれば、オンライン上の通帳等を保存することも認められると記載されています。
ただし総合振込のように、通帳の1行で複数の振込がまとめられてしまう場合は、各振込先や各振込金額を確認できる書類等の保存が求められています。
この場合は預金通帳のデータだけではなく、各振込先・振込金額等がわかる入出金明細等が必要になるでしょう。
銀行の入出金データについて、確認できる期間はまちまちなので、保存資料について改めてご確認いただければ幸いです。
ご質問等があれば、税理士法人Wewillの担当者までご相談ください。